なんとなくヒマつぶし

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檻の中の記憶

今週のお題「一番古い記憶」

 

なぜか産まれて間もない頃の記憶があります。

言葉を覚える前の筈なのに、言われた言葉も覚えています。

それは、こんな記憶です。

 

木の檻のような所に入れられている私。

せいぜい手足をバタバタするくらいで全く動けない私。

そこへ親戚のおじさんが私を見に来た。

木の檻の上から覗き込んだおじさんは、

「随分鼻が低いなぁ、

鼻低い、鼻低い、はなひく・・・」

と言いながら私の鼻をグリグリ押したのを覚えています。

私はイヤだったけど抵抗出来なかったので、そのおじさんが苦手になりました。

たぶんこれが私の一番古い記憶です。

不思議。